最近鍵の抜き差しがなんか引っかかるような感じがする…。なんてことを思うようになったら、それは鍵からの危険信号です。そのまま放置していると鍵がささらなくなったりして困ることになるのですが、「なんとかなるだろう」「大丈夫だろう」と楽観視する人が非常に多いんですよね。鍵穴の中を見ることが普段ないので直接危機感を覚えることがない、というのが理由でしょうか。いずれにせよそれはとても危険なことで、鍵がささらなくなるなんていうケースは、実はかなり多い現象だというのを知っていただきたいです。

鍵は確かに耐久性も高く、毎日使っている割にいつもしっかり機能してくれます。そもそも防犯に関わる部分なので人々は鍵を何よりも信頼している節があり、そういった安心感や信頼性が間違った方向に作用してしまっているのでしょう。防犯器具=壊れないという安心感ではないのです。

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(参考:認知症の家族の徘徊が気になるあなたに

鍵がささらなくなる原因としては、主に潤滑油の枯渇や鍵の変形です。鍵穴内部に埃やゴミが溜まってしまうというのもありますが、これはどちらかというと「鍵が回らなくなる」という事象に関係が深いですね。鍵がささらなくなると、それはつまり鍵の開け閉めができなくなるということ。防犯に関わる部分なのに施錠することができなくなってしまうなんて、一番困るでしょう?ですから、防犯面での安心を手に入れるために、鍵は何よりも大切に、かつ定期的にメンテナンスしてあげるべきものなのです。
うちの鍵は大丈夫なんていう根拠はどこにもありません。しっかり鍵のことを理解して、大切に扱うようにしてください。