ある有名な野球選手が、ある有名なセキュリティ会社のシンボルキャラクターとしてCMなどに出演しており、そのセキュリティ会社に入っていますか?という問いかけをするのが一時期話題になりました。その話題性から、今でも時々、セキュリティに関する話になると冗談の一つとして、セキュリティ会社に入っていますか?という問いかけをすることがあります。そんな他愛もない話をなぜ今ここでしているのかというと、私もまたこの文章をご覧になっている皆さんに「セキュリティ会社に入っていますか?」という質問を問いかけたいからです。なぜなら、防犯を意識する上では、セキュリティ会社への登録も防犯術の一つとして、十分に成立することだからです。

なぜセキュリティ会社への登録が防犯術の一つとなるのかというと、自分が何も努力をしなくてもセキュリティ会社が自宅の防犯性能を高めてくれるからです。例えば鍵をかけている玄関が、自分以外の人間によって開かれるようなことになれば警報装置が作動してセキュリティ会社へと通知が行きます。そうするとセキュリティ会社から自分に連絡が来るとともに、その会社の警護職員が即座にかけつけて勝手に侵入しようとした人間を取り押さえるように働いてくれるのです。ここまでしてくれるとなると、セキュリティ会社に登録することがかなりの防犯になることが理解できるでしょう。

現実的に、会社や自宅に貴重品を多く置いているようなご家庭はセキュリティ会社に登録をして、専用の警報装置を取り付けてもらっていることが多いです。これはそれだけセキュリティ会社の持つ防犯性能が高いことの証明であり、それに加えてかなりの信頼性もあるということの証明であると思います。そのため、今以上に防犯性能を高めたいとか、自分や家族などは防犯術がそれほどないので誰かに頼りたいという方はセキュリティ会社に登録をすることも検討してみてはいかがでしょうか。