小型の南京錠は汎用性が高いという利点があり、生活の様々な部分で使用することが多いアイテムです。これは私だけかもしれませんが、ちょっとした金庫の施錠にはじまり、バイクのヘルメットのロックなどにも小型の南京錠を使用しています。しかし、これだけ汎用性が高く、お世話になっている小型の南京錠なのですがちょっと不満な点として、初期段階から鍵穴が詰まりやすいということが挙げられるでしょう。実際にこれまで使用してきた小型の南京錠は、使用し始めてから一週間くらいで鍵が差し込みにくいなと思うようになることが多かったように感じます。

小型の南京錠の鍵穴が初期段階から詰まりやすい理由としては、やはり鍵穴そのものが小さいことが考えられるでしょう。玄関の鍵や大きな南京錠であれば、鍵穴そのものが大きいということもあり、たとえ少量のゴミが中に入ったとしてもそれほど大きな不具合にはなりません。しかし、小型の南京錠の場合は鍵穴の容量そのものが小さいということもあり、どうしてもちょっとしたゴミや異物で不具合を生じてしまう確率が高いのです。

このような小型の南京錠の鍵穴の詰まりが起こってしまった時はそれを修理するのが得策なのですが、これもまた問題があります。というのも、小型の南京錠は購入する金額が数百円程度ですので、修理に出してしまうと本体価格よりも高い費用を請求されることになるため、新品を購入する方が安いということになりかねません。よほどこだわりや思い入れのある南京錠でない限りは、初期段階で鍵穴が詰まっても修理をするところまではできないのが実情です。

鍵穴が詰まりやすいという点は、現段階では対処の使用がありませんのでそのリスクを黙認しながら小型の南京錠を使用する必要があるでしょう。しかし、そのリスクを考慮した上でも使い勝手の良さがあることから、色んな所で使用したいと思うのが小型の南京錠のメリットだと思います。